適応と創造

宇宙意識養成学校主催 StarPeopleのための占星術
『松村潔ZOOM講座 星のキャラバン』 第9回、開催されました。

12ハウスの中で、9という位置では
「哲学、教養の追求。人と人との関係性や社会の意義を考えた上での精神活動。グレードアップ。同じ環境にとどまりたがらない」という意味合いがあります。
第9回目となったキャラバンでも、いまいる社会、環境からの離脱が話題となりました。
ヘリオセントリックを意識しはじめる人は(この講座にたどり着いた人はとくにそうなのかもしれませんが)、ジオセントリック的な生活、社会、環境に飽きてきているといえるかもしれません。9はタロットでは隠者ですが、1~8の全てを満了して旅に出るのだと言います。

意識の進化進展のプロセスを研究、発信し続けている松村先生を講師に”StarPeopleのための占星術”と銘打って開催されている本講座では、スタピ意識と地上社会との関わり方も話題に上ります。
環境との乖離、 社会に身を置くことへの違和感。


  「ジオとヘリオのチャートを行ったり来たりしてみよう」


と先生は言います。
適応しようとする意識と、創造しようとする意識。
下から上へ 、上から下へ 。
平面では窮屈に葛藤や矛盾を感じていた立場が、環境に入り込んできた視点からみると、素材や装置や舞台にも見えるような。
「”世間”とは自分の身の回り」と先生は解説されました。自我を押し出し、環境からのリアクションを受け取る。


  「チャートって惑星いっぱいあって、可能性がいっぱいあるよね」


  「可能性があるとワザと分けていく」

可能性を追求し、創造し続けるところに生命の精妙さがある。まるで、南方熊楠が夢中になった粘菌のようですね。狭いところにさえ進んで入り込んでいくのは生命の本質的な創造行為といえるのかもしれません。
その行為が横(平面)ではなく上から、つまり、環境に依存したものではなく、自発的な意図、能動的な発信であるときに強烈な恒星意識が宿っていくようです。

”恒星探索”というのを聞いたことはありますでしょうか。
松村先生の著作を読まれている方はご存知かもしれません。数年前には講座でも探索会をされていたそうなので実際に体験されている方もいらっしゃるでしょうか。
変性意識や夢で恒星そのものを、言葉にならないダイレクトな情報を体感するというもの。象徴的な理解がホロスコープ解読の肝になっていきます。

キャラバンでは『三次元占星術(説話社)』を参考に主要な恒星を配置したオリジナルチャートを作成していますが、受講生が恒星に馴染み、緯度やパランなどの質問も出始めたこともあり


  「マイナーな恒星も含めて、
   より多くの恒星との関わりを立体的に感じられるようになるといい」


とのお話がありました。
三次元占星術、恒星探索、立体図形。
キャラバン隊の旅も大きなうねりを迎えているようです。この先がますます楽しみですね。

スタピ寄りの話題が多かった今回は、放課後トークもその熱を帯びたものとなりました。
そんな中でひょんなことから話題はタリスマンに。占星術を学んでいて魔術に興味をもった人も(あるいはその逆も)いらっしゃるとおもいます。
この秋に開催されます占星術フェスでも、芳垣宗久先生が「占星魔術」についてお話くださいます。

STAR CAROUSEL 2019 ご案内

https://www.starcarousel.com/events/

ほかにも名だたる講師陣の研究を一堂に聴講できます。
こちらのイベントはキャラバン受講生以外の方もご参加いただけます。
学びの秋、フシギの秋。実りの多い一日をお過ごしください。


『松村潔ZOOM講座 星のキャラバン』の旅はまだまだ続きます。
大好評につき、10月も延長開催決定しました!!

鑑定をされているかた、講座ははじめてというかた、年齢層もばらばら、女性も男性も隔てなく、さまざまなかたにご参加いただいています。 

毎週水曜日 13時 〜 14時30分(1時間半の講座)
オンラインミーティングZOOMでの開催となります。
会費は、8000円/月(4回分)

当日生中継で講座に参加できなくても、参加できなかったその日の講座は録画視聴することが可能です。(視聴期限は次の週の講座まで約一週間) 

受講生のみなさま、ひきつづきよろしくお願いいたします。
ご検討中のかたもどうぞお気軽にお問い合わせください。
ともに、星の海に乗り出しましょう。