占星術という入り口

宇宙意識養成学校主催 StarPeopleのための占星術
『松村潔ZOOM講座 星のキャラバン』もいよいよシリーズ最終回。
第12回、開催されました。


  「占星術は入り口になる」


  「12ハウス、12サインに均等に馴染む学習効果というものがある。
   好き嫌いや偏りがあると、鑑定をしたり、原稿を書くことはできない。」

  「惑星にしても、二極化されて一方的に動いていく惑星ではなく
   公転軌道そのものとして扱うといい。」

占星術、神秘哲学を長年研究し、意識の進化進展にまつわる発信をし続けている松村先生は講義の中でそのように切り出しました。
象徴を読む体系である占星術が入り口たりえるのはどういう意味なのか。さらには、占星術で扱われる惑星についても、二極化からシフトしていく先のお話もちらほらと。先生の雑記ではこのように解説されています。

ホロスコープの読み会みたいなものは、毎週あります。だんだんホロスコープというよりも宇宙探索みたいな内容が増加しています。わたしが最近は肉体を持った人間の生活というのが基盤になりにくく、一番下の基盤がホロスコープというものになりやすいので、ホロスコープを読むというのは馴染んでいると言えば馴染んでいます。でも細部には深入りしないことになります。つまり人間の生活という視点から見たホロスコープという読み方をしていないからです。人間は幾何図形である、というのは肉体ではなくエーテル体を見ているということですが、この視点でホロスコープを読むとサインとかアスペクトが主体であり、そこに肉体を持った人は存在していないというような視点ですね。ホロスコープを床にしたような見方はリラックスできます。20190919

これまで占星術とタロットに関してはたくさん本を書いてきたので、これをベースにしたものは最低限続けることも必要かなと思いますが、するとジオセントリック占星術からヘリオ的な恒星へ、あるいは平面軌道から球体軌道にシフトするという方向を示すことになり、これに関して、ある程度多人数に説明するというよりも、個別な対応にして、予定を立てることもなく、というのも可能性としてはありますね。規則的な予定を立てるというのが無理なんだと思います。ハイブリッド種のことを考えると、集団化して、それに対してまとめて、ということが無理になる可能性はあります。みなばらばらだから。20190926

http://from20180211.blogspot.com/


StarPeopleのための占星術。現世目的でない占星術。
今回のチャート読みでも、モニターさんの「エーテル体情報も言葉で表現したい」「火星への冥王星のマイナーアスペクトを活かしたい」という意欲に対して


  「エーテル体は肉体よりも言葉に近い、意図や意味に反応しやすい。」


  「マクロコスモスへの誘いである火星が12ハウスにあるなら

   宇宙に飛ぶときに使えばいい。」


といった解説がされました。
エーテル体については体験談を交えてとても具体的にお話くださり、参加者の疑問質問も飛び交いながら、恒星、生命の樹、客観芸術、詩作、霊的指導者、芸能人と幅広いトピックを縦横無尽に展開されていきました。


そして、10月5日(土)に開催されます占星術カンファレンス
STAR CAROUSEL 2019https://www.starcarousel.com/events/star-carousel-2019」において
松村先生からは「占星術と創造の光線」というテーマでの講義が予定されています。

タロットカードで8正義のカードは、太陽系の惑星すべてに通じて全惑星意識という進化した状態に発達することを意味します。さらに発展させると、惑星という特定の場所だけを強調したものより、惑星の軌道に意識を向け、つまり12サインすべてに均等に広がり、この段階で、惑星が持つ時間と空間の制限を乗り越えていきます。すると、非局在的な意識をあらわす恒星の受け皿となります。これは17星のカードが示しているものです。結局占星術が目指すものとは全惑星意識だと言えるものです。


かねてより、ホロスコープを読む上で

  「断片的に読むのではなく、 全体をまとめて、
   ひとつの生きた人間の図としての
   統合的なイメージをリアルに把握するのが大切。」

と、メッセージされてきた松村先生。
今回、ジオセントリックとヘリオセントリックを並べて読む、全12回の連続講義を通して、ホロスコープから読み取る全体像とは地上に生きる肉体基準の自我にとどまらないということを繰り返し丁寧に解説くださいました。
モニターの皆様とのセッションの中で、適応と創造というベクトルの違いを明らかにしながら、地上に生きるStarPeopleに降り注ぐ恒星をより身近に感じられるようにしてくださったとおもいます。
松村先生まことにありがとうございました。そして受講生の皆様の真摯な熱意 、モニターとして貴重な体験談のシェアにも感謝いたします。

鑑定をされている方から講座ははじめてという方まで、年代性別問わず、さまざまなかたにご参加いただきました『松村潔ZOOM講座 星のキャラバン』 大好評につき、10月も延長開催決定しました!!

『松村潔ZOOM講座 星のキャラバンneo』と改め、
ジオ&ヘリオの比較読み+講義という形式で行われます。

毎週水曜日 13時 〜 14時30分(1時間半の講座)
オンラインミーティングZOOMでの開催となります。
会費は、8000円/月(4回分・税抜)

10/9(水)からのスタートとなります。

当日生中継で講座に参加できなくても、参加できなかったその日の講座は録画視聴することが可能です。(視聴期限は次の週の講座まで約一週間) 
受講生のみなさま、ひきつづきよろしくお願いいたします。
ご検討中のかたもどうぞお気軽にお問い合わせください。
※モニターリーディングのエントリーは締め切っておりますご了承ください。

ともに、星の海に乗り出しましょう。


そして、第一線で活躍する占星術研究家の研究を一堂に聴講できる日本初の占星術カンファレンス がいよいよ開催間近となりました!
STAR CAROUSEL 2019https://www.starcarousel.com/events/star-carousel-2019

「占星術と創造の光線」松村潔 先生

「時間の占星術」いけだ笑み 先生

「甦る古の叡智」田中要一郎 先生

「占星魔術」 芳垣宗久 先生

「AstroGoldを使ったマイナー・リターンチャート術」賢龍雅人 先生

「サビアンと和歌の宇宙」SUGAR 先生

「占星術の未来」鏡リュウジ 先生

古典~未来にいたる占星術・占星魔術。講師陣の魅力がつまった素晴らしいラインナップとなりました。
会に向けて、講師陣が説いてくださったのは、占星術を学ぶ上での、最初の数年の重要さ、さまざまな技法に満遍なく触れることの意義、先生選びの大切さでした。

どなたでもご参加いただけます。若い世代にも触れて欲しいという想いから「アンダー30割」も用意されました。
https://www.starcarousel.com/events/

初めてカンファレンス形式で行われるこの集いが日本における西洋占星術のこれまでとこれからの転回点となるでしょう。
このあと、カンファレンスが日本で開催されていく中で
最初の1回目、”初開催”というのは二度とはありません。
占星術を入り口にして、普遍的な叡智を学ぶ。
その喜びを知る皆様と創る一日はどのようなものになるのでしょうか。
歴史に残る1日、ご参加お待ちしております。